021227

201920年度総会【オンライン総会】
2020年度新理事長挨拶 

皆様、こんにちは。2020年度新理事長のイットです。私の出身国はカンボジアです。「シェムリアップ」という小さい町に生まれ、世界遺産「アンコールワット」が有名です。2004年に日本に来ました。1年間の日本語学校と4年間の大学では日本文部科学省の国費奨学金を頂き、そして大学院に在籍時に日本留学生支援機構とロータリー米山奨学金をそれぞれ1年間頂きました。大学の学費と生活費に関して両親に迷惑した事がないである事が私の自慢です。米山奨学生の時の世話グラブは「東京田無ロータリークラブ」です。

まず、本日の総会にあたり、第2580地区ガバナーをはじめ、米山記念奨学会事務局長、元地区米山奨学委員長、そしてカウンセラー、学友及び奨学生の方々が多くご出席して頂きまして誠にありがとうございます。また、いつも当学友会の発展にご尽力されている皆様に大変感謝しております。7月上旬に新年度の総会、そして10月中旬ピクニックを予定しておりますので、是非皆様のご参加をお待ちしております。

例年だと7月上旬に当学友会の常例総会が開かれるのですが、昨年に広がった新型コロナ感染でやむを得なく一時的延期をする事になりました。そして今でも首都県は緊急事態宣言がまだ解除されず油断が出来ない状態になっています。こういう状況を踏まえて感染リスクを配慮し、遠隔的なオンラインの形式で総会開催をする事にしました。当学友会理事会としても初めての試みで、皆様にご迷惑もかけたと思いますが、ご容赦ください。オンライン総会準備対応の役員の皆さんに対して感謝する気持ちがいっぱいです。「ありがとうございました」。

【当学友会理事長の職】についてお話したいと思います。私は理事長になったのは自分からの意思で立候する事ではなく、先輩達の指名で選ばれました。いつも立派な先輩達の背中を見てその活躍を見習いながらも自分は先輩達に越えられないと弱音を理由に理事長の職を数回断りました。しかし、現状の理事会メンバーの平均年齢も高く、このままで理事会を運営出来るのかいつも懸念しております。今後は理事会メンバーにどんどん若い人に入ってもらい、学友のみならず関連する団体との交流を広げていくのが理事長の役目と認識して「理事長の職」を引き受けました。立派な先輩達活躍の真似と記録を追いかける事よりも理事長として自分がやりたい事を明確にし、それを実現していくのが今後の私の課題である事を認識していますので、どうか皆様からのご指導をよろしくお願い申し上げます。

これから当学友会の活動に対する【私の思い】を話したいと思います。過去に振り返って私は大学院修了後、日本で数年間仕事を経験してから母国のカンボジアに戻って経済財務省で仕事しながら、日本語教師の奉仕活動を行い、カンボジアと日本の懸け橋役として恩を返すつもりでした。しかし、カンボジアに帰るまで日本にいる間はブランクになってしまうので、第2580地区パストガバナー吉田様、世話グラブの中村様及び私のカウンセラー小野寺様のお勧めで当学友会に入り、国際交流活動に参加していました。翌年、元米山記念奨学会事務局長の坂下様の推薦で当理事会のオブザーバーとして先輩達のお手伝いをしてきました。

そして3年後に理事を担当し、責任の比較的重い会計を担当しながら当学友会交流活動(総会、ピクニック等)の運営に関わり、さらに近隣学友会等との交流もしてきました。大学院修了後日本に数年にいるつもりが、もう10年以上経ちました。日本にいながらどうやってカンボジアと日本の懸け橋役で恩を返せるかずっと考え続けてきました。恩を返すには当学友会を通じて世界の平和へ繋がるように、グローバルな視点で奉仕活動を実践して、米山奨学生学友の模範となられるように地道に活動する事以外の理由がありません。私自身は1年間奨学金を頂いた分を10倍(10年間)返すつもりでしたが、その目標が既に達成していました。活動を通じて学友会を発展させるとともに恩を20倍、いいえ50倍(つまり50年間)を返す事ができればいいなと思っていますので、今後もどうか皆様から暖かく見守って頂きたくお願い申し上げます。

以上、私の挨拶とさせていただきました。ご清聴ありがとうございました。

ロータリー米山奨学生学友会(東京)
2020年度 理事長
イット チャンソクピーア